奈良市にて雨漏り修理〈雨漏り原因部ベランダ防水工事〉
2025/10/28
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
リビングの天井から雨漏りしているとのお問い合わせをいただきました。
散水検査をさせていただいたところ、防水層の劣化とクラックによる雨漏りだと判明しました。
雨漏りをしてから4年くらい放置していらしたらしく、ベランダ床内部に水分が溜まっていると考えられましたので、湿った下地でも施工ができる通気緩衝工法で施工しました。
施工前
防水層が経年劣化をしており、コンクリートもひび割れができてしまっていました。
こちらから雨水が染み込み、リビングへの雨漏りとなっていたようです。
こちらのドアのレール下は施工不良のため隙間が空いてしまっていました。
最後にコーキング材で充填させていただきました。
▷参考記事:ベランダ、バルコニーで起こる雨漏りの原因や危険性、対処方法
施工中
プライマー塗布
ベランダ全体の作業になるため、まずはこちらの室外機を引き上げさせていただきました。
最初にプライマーを塗布していきます。
プライマーは接着剤のようなもので床と上から取り付けるものを頑丈にひっつける効果があります。
排水用ドレン新設と通気緩衝シートの設置
ベランダに雨水がたまらないよう、不要な水が排出されるために排水用ドレンを新設しました。
また、4年間ほど雨漏りを放置していらしたとのことで、ベランダの床が水分を含んでいると考えられます。
このまま防水塗装をおこなうと、ベランダ床内部の水分が閉じ込められることになり、温度が上がったときにはそれが水蒸気となって、塗装に膨れを作ってしまいます。
そのため、今回ベランダの床に通気緩衝シートを設置する「通気緩衝工法」を提案させていただきました。
「通気緩衝工法」ではウレタン防水を塗布する前に通気性のあるシートを貼り、湿気を排出させるための脱気筒をとり付けます。
防水塗装後も外部に閉じ込められていた湿気を逃すことができるようになるので、雨漏りをしていたベランダでの防水工事に大変適しています。
写真の水色のものが「通気緩衝シート」です。
脱気筒新設
こちらが脱気筒です。
この脱気筒を通って湿気が排出されます。
下塗り
液状のウレタン樹脂を数回に分けて塗布していきます。
塗り重ねることで、防水層を形成することができます。
▷参考記事:ベランダ防水に最適!ウレタン防水塗装のメリットやデメリットについて
トップコート
さらに上から、紫外線や雨水からウレタン防水を保護するためのトップコートを塗布していきます。
これにて完工です!
担当者のコメント
このたびは「雨もり屋奈良店」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
天井からの雨漏りが発生しているとのことで、散水検査でベランダからの雨漏りが判明しましたので、「通気緩衝工法」でベランダ防水をさせていただきました。
ウレタン防水をおこなう前に通気性のあるシートと湿気を逃す脱気筒を設置することで、防水層の下に溜まった湿気を外に逃すことができるようになります。
今回のように長期にわたり雨漏りを放置した状態ですと、コンクリートに水分が溜まっている可能性が高くなりますので、「通気緩衝工法」での防水工事をおすすめしています。
雨漏りのことでお困りごとがありましたら、「雨もり屋奈良店」までお気軽にご相談ください。
▷参考記事:ベランダや屋上の雨漏りを防ぐ!適切な防水工事とメンテナンスが家を守ります
| 現場住所 | 奈良市 |
|---|---|
| 施工内容 | ベランダ防水工事 |
| 施工箇所詳細 | ベランダ |
| 施工期間 | 4日 |












