奈良市千代ヶ丘にて雨漏り・散水検査
2025/11/04
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
築年数の古いお住まいの二階建てで、二階のサッシや外壁との接合部分から雨漏りになっているとのお問い合わせをいただきました。
4年ほど放置されており、天井も崩落して屋根裏まで見えてしまっている状態で、お客様もさすがに危険だと思われ、弊社にご相談くださったそうです。
現地で拝見させていただいたところ、原因は、瓦の割れ、棟瓦のズレなど複数考えられましたので、まずは検査をさせていただきました。
雨漏りの箇所
4年程放置されており、2階の窓のサッシや、取り合い部分から雨漏りが確認できる状態でした。
雨漏りによって腐食した天井が崩壊している箇所もあります。
散水検査
散水検査は雨漏りが発生している建物に、疑わしいところにホースなどで水をかけて、雨漏りの発生元を特定する検査です。
今回、疑わしいと思われたのは以下の5点でしたので順に散水検査をおこなっていきます。
①塔屋と棟板金の取り合い部
②壁との取り合い部
③スレートの割れ部
④大屋根の棟部分
⑤棟屋と母屋の反対側の取り合い部の棟
散水検査開始
散水検査により住宅内に水がかかってしまわないよう、しっかりと養生してからおこなっていきます。
①塔屋と棟板金の取り合い部
写真でもわかると思うのですが、こちらの塔屋と取り合い部分の棟板金が少し浮いています。
こちらも疑わしかったので散水し、確認いたしましたが、雨漏りは確認できませんでした。
②壁との取り合い部
屋根と壁の取り合い部になりますが、こちらも散水検査をおこなったところ雨漏りしていることが判明しました。
こちらが天井が崩落した箇所の原因となっており、2階天井から1階部分まで伝って雨漏りとなっていました。
③スレートの割れ部
割れているスレートが多数確認されていましたが、こちらからも雨漏りが発生していました。
④大屋根の棟部分
大屋根の棟板金部分、こちらからも雨漏りが発生していました。
⑤棟屋と母屋の反対側の取り合い部の棟
こちらからも確認することができました。
釘の周りにシーリングが施されていないのが分かります。
これが和室の天井部分の雨漏りとなっていたようです。
以上4か所から雨漏りが発生していることを突き止めることができました。
担当者のコメント
このたびは「雨もり屋 奈良店」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
雨漏りでお困りとのお問い合わせで伺わせていただきましたが、現地で確認させていただくと、雨漏りが長年放置されており、雨漏りの原因となる箇所もが複数できてしまっている状態でした。
このような場合も散水検査をさせていただくことで、正確にに原因元が探ることができます。
間違った工事をすることもなくなりますので、原因が分かりずらい、怪しいところがいくつかある、ということでしたら、ぜひ散水検査をご検討ください
雨漏りがありましたら、お気軽に「雨もり屋奈良店」までお問い合わせをお待ちしております。
▷参考記事:雨漏りの再発防止に!屋根メンテナンスの理想的な頻度とは
| 現場住所 | 奈良市千代ヶ丘 |
|---|---|
| 施工内容 | 散水検査 |
| 施工箇所詳細 | 屋根 外壁 |
| 施工期間 | 1日 |














