奈良市四条大路にて雨漏り修理〈1階リビング天井からの雨漏り〉
2025/09/18




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
二階建ての戸建ての一階リビング天井から雨漏りがあるとのお問い合わせをいただきました。
現地で確認させていただくと、雨漏りは天井広範囲に広がっておりましたが、雨漏りが発生するのはいつも風が強い時だけということ。
別部隊が散水検査をおこなうと、以下の数か所で雨漏りが発生していることが判明しました。
・谷板金の漆喰のはがれ
・窓サッシまわりの不具合
・外壁と下屋根の板金の隙間
漆喰のはがれには漆喰を塗って対処させていただき、サッシ周りと、板金の隙間には変性シリコンを充填させていただきました。
・谷板金の漆喰のはがれ
施工前

こちらは屋根と屋根が重なりあう部分で、ちょうど谷のようにくぼんでいるため谷板金とよばれています。
通常このようなつなぎ目部は漆喰などで埋められていますが、こちらの写真からわかるように漆喰がぼぼありません。
築65年を超えるお住まいでしたが、今まで一度もメンテナンスをされてこなかったとのことで、つなぎ目にできた隙間に雨水が溜まり、雨漏りが発生していました。
施工中
漆喰塗り


パテなどを使って漆喰塗りをおこなっていきます。
施工後


屋根のつなぎ目の隙間をしっかり埋めさせていただきました。
・窓サッシまわりの不具合
施工前


古い住宅では外壁にサイディングを使用せず、真壁といって、外に梁や柱が露出しており、その場合シーリング処理がされていないことが多いです。
こちらもそのタイプのお住まいで、もともと、窓やサッシ周りにはシーリング処理がされていませんでした。
施工中
養生


シーリング材を充填する前に、シーリングする予定の周りに養生テープを貼っていきます。
これにより、シーリング材が不要な場所に付着することを防止します。
プライマー塗布


シーリング材を充填する前にプライマーを塗ることで、シーリング材の接着性を高め、剥がれにくくします。
シーリング材充填



シーリング材を充填します。
ねじ部部分は今回の雨漏りの原因ではありませんでしたが、今後雨漏りが発生するリスクのある箇所でしたので、サービスでシーリング材を充填ささせていただきました。
施工後



こちらもこれにて完工です。
・外壁と下屋根の板金の隙間
施工前

こちらにもシーリングがされておらず、隙間ができていました。
プライマー塗布

こちらにもプライマーを塗布していきます。
シーリング材充填


養生後、シーリング材を充填します。
施工後


これにて完工です。
担当者のコメント
このたびは「雨もり屋奈良店」へご依頼いただき、まことにありがとうございました。
築65年が過ぎた古いお住まいで、屋根の谷板金部には漆喰がなく、屋根と屋根のつなぎ目がむき出しになっている状態でした。
さらに、窓サッシ周りや、屋根と外壁のつなぎ目の部分にもシーリング材が施されておらず、こちらも雨漏りの原因となっていました。
今回のように、複数の場所から雨水が侵入しているにもかかわらず、雨漏りが1か所の場所から発生する雨漏りを複数侵入単一雨漏りといいます。
内部で複雑に絡み合って、一か所からの雨漏りとなっているのですが、原因となる正確な雨水の侵入箇所を特定することが難しいため、徹底した散水検査が必要となります。
ご希望がありましたら、「雨もり屋奈良店」では散水検査で正確に原因特定をおこなってからの雨漏り修理をおこなわせていただいております。
雨漏りでお困りでしたら、お気軽に「雨もり屋奈良店」までご相談ください。
現場住所 | 奈良市四条大路 |
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施工内容 | 雨漏り修理 |
施工箇所詳細 | 谷板金漆喰 |
施工期間 | 2日 |