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太陽光パネルが載っていても屋根修理はできる?注意点と費用を解説

2025/12/17

近年、奈良市でも太陽光パネルを設置した住宅が増えています。

一方で、「雨漏りしているけれど、パネルがあるから修理できるのか不安」「高額にならないか心配」といった声も多く聞かれます。

結論から言えば、太陽光パネルが載っていても屋根修理は可能です。

ただし、通常の屋根修理とは異なる注意点があり、原因の見極めと施工方法を誤ると、再発リスクが高まるのも事実なのです。

この記事では、太陽光パネル付き住宅で屋根修理が可能かどうか、雨漏りが起こる原因、修理方法と費用の考え方、そして後悔しない業者選びのポイントまで詳しく解説します。

太陽光パネルが載っていても屋根修理はできる?

条件付きで修理可能

太陽光パネルが設置されている屋根でも、屋根修理そのものは問題なく行えます。

ただし、パネルの設置方法や屋根の劣化状況によって、修理内容や工程は大きく変わります。

パネルを一時的に外さずに済むケースもあれば、脱着が必要になる場合もあります。

重要なのは「どこから雨水が侵入しているのか」を正確に突き止めることなのです。

太陽光パネルが屋根修理を難しくする理由

太陽光パネルは、屋根材の上に架台を固定して設置されます。

この架台はビスやボルトで屋根材や下地に固定されており、ここが雨漏りの弱点になりやすいのです。

設置当初は問題がなくても、防水処理に使われているコーキング材は紫外線や雨風で劣化します。

すると、わずかな隙間から雨水が入り込み、屋根裏へと到達してしまいます。

さらに、パネルが覆っている部分は視認しづらく、劣化や不具合に気づきにくい点も注意が必要です。

太陽光パネルが原因で起こりやすい雨漏りとは?

架台固定部からの雨水侵入

最も多い原因が、パネル架台を固定しているビス穴まわりからの浸水です。

防水処理が甘かったり、経年劣化でコーキングが切れたりすると、雨水が直接屋根内部に入り込みます。

屋根材の下にある防水シートまで水が回ると、表面では異常がなくても雨漏りが進行しているケースもあります。

屋根材別に異なる雨漏りリスク

瓦屋根の場合は、架台設置時に瓦を割ってしまったり、棟付近の漆喰に負荷がかかることで不具合が起こります。

スレート屋根では、ビス穴から水を吸い込み、防水シートの劣化が早まる傾向があります。

金属屋根では、熱膨張と収縮によって金具まわりの隙間が広がり、シーリングが切れやすくなります。

このように、屋根材ごとに注意点が異なるため、専門的な判断が欠かせません。

太陽光パネルが原因か見分けるチェックポイント

室内に現れるサイン

天井の特定の位置だけにシミが出ている場合や、雨の日だけポタポタ音がする場合は要注意です。

また、一度屋根修理をしたのに再発している場合、パネル周辺が原因の可能性も考えられます。

屋根上で見られる兆候

架台まわりのコーキング劣化、不自然な補修跡、防水処理の不足などはプロが見ると明確に分かります。

見た目だけでは判断できないため、散水調査などによる原因特定が重要になります。

太陽光パネル付き屋根の主な修理方法

太陽光パネルが載っている屋根の修理は、「どの程度まで劣化が進んでいるか」によって最適な方法が大きく変わります。

ここでは、実際の現場で多い三つの修理パターンについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

部分補修で対応できるケース

屋根全体の防水性能がまだ保たれており、劣化がごく一部に限られている場合は、部分補修で対応できることがあります。

具体的には、太陽光パネルの架台を固定しているビスまわりや、板金の継ぎ目、防水処理が甘くなっている箇所のみを補修する方法です。

このケースでは、既存の防水層を活かしながら、劣化部分だけをピンポイントで直すため、工期も短く費用も比較的抑えられます。

太陽光パネルをすべて外す必要がない場合も多く、生活への影響が少ない点もメリットといえるでしょう。

ただし、部分補修が有効なのは劣化が初期段階にとどまっている場合のみです。

すでに屋根内部まで水が回っている状態では、表面だけを直しても雨漏りは止まりません。

「とりあえず塞ぐ」だけの補修は、かえって再発を早める原因になることもあるため、慎重な判断が必要です。

屋根カバー工法を選ぶケース

既存屋根の表面だけでなく、防水性能そのものが低下している場合には、屋根カバー工法が有効な選択肢となります。

カバー工法とは、今ある屋根材を撤去せず、その上から新しい防水シートと軽量屋根材を重ねる工事方法です。

この工法の大きなメリットは、防水シートを新しく施工できる点にあります。

雨漏りの原因となる「水の通り道」を根本から遮断できるため、再発リスクを大きく下げることができます。

また、屋根をすべて撤去しない分、工期が比較的短く、廃材も少ないため、住みながら工事ができるケースが多いのも特徴です。

太陽光パネルが載っている住宅でも、状態によっては一時的な脱着のみで対応できることがあります。

一方で、下地の腐食が進んでいる場合にはカバー工法は適しません。

表面を覆ってしまうことで、内部の劣化を見逃すリスクがあるため、事前の点検と判断が非常に重要になります。

屋根葺き替えが必要なケース

屋根下地の腐食が進んでいる場合や、雨漏りが長期間放置されていた住宅では、屋根葺き替え工事が最も確実な方法です。

葺き替え工事では、既存の屋根材と防水シートをすべて撤去し、下地から新しく作り直します。

費用は三つの方法の中で最も高くなりますが、屋根の構造そのものを一新できるため、安心感は圧倒的です。

特に、今後も長く住み続ける予定がある場合や、将来的な修繕費をできるだけ抑えたい場合には、有力な選択肢となります。

また、葺き替えのタイミングで軽量な屋根材に変更すれば、耐震性の向上にもつながります。

太陽光パネルを再設置する際も、防水処理を含めて最初から適切な施工ができるため、雨漏りの再発リスクを大きく減らすことができます。

短期的な費用だけを見ると高額に感じられますが、繰り返し補修を行うよりも、結果的にコストを抑えられるケースも少なくありません。

太陽光パネルがある場合の屋根修理費用

太陽光パネルが設置されている屋根の修理費用は、「どこまで直す必要があるか」と「パネルを外す必要があるかどうか」で大きく変わります。

一見すると同じ雨漏りでも、工事内容によって総額に差が出やすいのが特徴です。

まずは、費用が分かれるポイントを整理してみましょう。

パネルを外さずに対応できる場合の費用目安

雨漏りの原因が、架台まわりの防水処理や板金部分など、比較的表面的な劣化に限られている場合は、太陽光パネルを外さずに補修できるケースがあります。

この場合は、シーリング補修や簡易的な防水処理が中心となり、費用の目安は数万円〜20万円前後が一般的です。

ただし、この方法で対応できるのは劣化が初期段階にとどまっている場合のみです。

内部まで雨水が回っているケースでは、根本的な解決にはなりません。

太陽光パネルの一時撤去が必要になるケース

雨水の侵入経路がパネルの下や防水シート内部まで及んでいる場合は、太陽光パネルを一時的に取り外す必要があります。

この場合、パネルの脱着費用として10万円〜30万円前後が別途発生し、そこに屋根修理費用が加算されます。

「思っていたより高くなった」と感じやすいのは、この脱着費用が加わるためです。

事前に説明がないまま工事が進むと、トラブルにつながることもあります。

修理方法別に見る総額の目安

屋根の状態によって選ばれる工法と、費用感は大きく異なります。

屋根カバー工法を行う場合

既存屋根の上に新しい防水シートと屋根材を施工する方法で、太陽光パネルは一時撤去するのが一般的です。

費用の目安は80万円〜150万円前後となり、防水性能を一新できる点が大きなメリットです。

工期が比較的短く、葺き替えほどの解体を伴わないため、負担を抑えたい方に選ばれています。

屋根葺き替え工事を行う場合

屋根材と下地をすべて撤去し、構造から新しくする最も確実な修理方法です。

費用は120万円〜200万円以上になることもありますが、下地の腐食まで解消できるため、長期的な安心感は最も高いといえるでしょう。

今後も長く住み続ける予定がある住宅では、結果的にコストパフォーマンスが良くなるケースも少なくありません。

「安く見える補修」が高くつくこともある理由

太陽光パネル付き屋根では、部分補修を繰り返すことで、かえって総費用が膨らんでしまうことがあります。

原因が完全に解消されないまま応急処置を重ねると、その都度費用が発生し、最終的にパネル脱着と本格修理が必要になるケースもあります。

「最初にきちんと直しておけばよかった」と感じる方が多いのは、このパターンです。

費用を判断する際に大切な2つの視点

太陽光パネルがある屋根修理では、現在の劣化が初期段階なのか、すでに進行しているのかを見極めることが重要です。

あわせて、この先どれくらい住み続ける予定なのかという将来設計も、判断の軸になります。

目先の金額だけでなく、修理回数や長期的なコストまで考えることで、後悔のない選択につながるのです。

太陽光パネル付き屋根で失敗しない業者選びのポイント

太陽光パネルは電気設備ですが、雨漏りの原因は屋根や防水構造にあります。

そのため、電気工事の知識だけでは不十分で、屋根構造と防水の両方を理解している業者でなければ、根本的な解決は難しいのです。

表面のコーキングや金具だけを直す対応では、一時的に止まったように見えても再発するケースが少なくありません。

原因を見た目だけで判断せず、必要に応じて散水調査を行い、雨水の侵入経路を正確に特定できるかどうかが重要な見極めポイントになります。

また、太陽光パネルが載っている屋根は、修理後の経過観察も欠かせません。

施工後の保証内容や定期点検などのアフターサポートが整っているかも、安心して任せられる業者かどうかを判断する大切な基準です。

「とりあえず安く直す」よりも、「再発させない前提で直す」。

その視点で業者を選ぶことが、太陽光パネル付き屋根では特に重要なのです。

まとめ

太陽光パネルが載っているからといって、屋根修理ができないわけではありません。

大切なのは、原因を正確に突き止め、屋根の状態に合った修理方法を選ぶことです。

雨もり屋 奈良店では、経験豊富な雨漏り診断士が現地調査を行い、散水調査によって原因を特定します。

単に「直す」のではなく、「再発させない」修理にこだわっています。

太陽光パネル付き住宅の施工実績もあり、工事後は最長10年保証と年1回の定期点検で長期的な安心をお届けしています。

奈良市で太陽光パネル付き住宅の雨漏りや屋根修理にお悩みの方は、雨もり屋 奈良店までお気軽にご相談ください。

Q&A

Q1. 太陽光パネルが原因の雨漏りは多いですか?

はい。特に築10年以上の住宅では、架台まわりの防水劣化による雨漏りが増えています。

Q2. 修理中は発電できなくなりますか?

一時撤去が必要な場合は停止しますが、期間は最小限に抑えられます。

Q3. 屋根修理と同時にパネル点検もできますか?

可能です。屋根とあわせて総合的に確認することで、将来的なトラブル予防につながります。

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